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- (二) 重終聲ㄲ・ㄳ・ㅄ・ㄵ・ㄾは下に母音の来る場合, 其の明瞭に發音せしるること従来使用せしるる重終聲ㄺ・ㄻ・ㄼと同じく, 單燭の場合は右半を分離せる單終聲と同様の働きをなら, 子音の上にありてはㄲ・ㄳ・ㅄ・ㄵ・ㄾはㄱ・ㄱ・ㅂ・ㄴ・ㄹと同じく右半を分離せる單終聲と同様の働きをなら, ㄿはㅂと同じ働きをなすものとす。
- (三) 前記五箇の單終聲及六箇の重終聲を新たに許容せる結果, 從來其の書方を異にする語を擧ぐれば大略左の如し。
ㄷのつくもの… 믿(信ず) 받(受く) 닫(閉づ) 묻(埋む) 얻(得る) 돋(日月昇ろ萌え出づ) 쏟(注ぐ溢す) 걷(收む) 굳(堅-) 곧(直-) 벋((延ぶ) 뻗(伸ばす) ㅌのつくも… 밭(畑) 뭍(陸) 볕(日光) 빝(底) 팥(小豆) 겉(表) 끝(端) 맡(任ず嗅ぐ) 뱉(吐く) 같(如し似る) 붙(付く) 흩(散ず) 얕(淺ら) 짙(濃し) ㅈのつくもの… 낮(晝) 궂(悪し) 젖(濕る) 찾(探す尋ぬ) 맞(番る迎ふ) 빚(釀す) 꽂(挿す) 맺(結ぶ) 낮(低し) 짖(吠ゆ) 꾸짖(叱る) 부르짖(叫ぶ) 잊(忘る) 늦(晩ら) 잦(屢ずる) ㅊのつくもの… 숯(炭) 빛(光) 낯(顔) 꽃(花) 쫓(追ふ) 좇(從ふ) 몇(幾) ㅍのつくもの… 잎(葉) 무릎(膝) 숲(藪 ) 옆(側) 앞(前) 섭(薪) 짚(藁) 깊(深し) 짚(枚づく) 갚(報ゆ) 덮(蓋ふ) 엎(覆す) 높(高し) 動詞下の고싶((し度し) ㄲのつくもの… 밖(外) 닦(磨く修む) 꺾(折る) 깎(削る) 섞(混ず) 솎(間引く) 덖(炒る) 엮(編む) 묶(束ぬ) 낚(釣る) 겪(經驗する) ㄳのつくもの… 넋(魄) 삯(賃) 몫(割前) ㄵのつくもの… 앉(坐す) 얹(上に並く) 끼얹(振り撒く) ㄾのつくもの… 훑(舐む) 훑(扱く) ㄿのつくもの… 읊(泳ず) ㅄのつくもの… 값(價)
- 【解説】 本項改正の要點は従来の綴学法に於て終聲は, ㄱ・ㄴ・ㄷ・ㄹ・ㅁ・ㅂ・ㅅ・ㅇ・ㄺ・ㄻ・ㄼの十箇を使用せしを改め, 右の外更に, ㄷ・ㅌ・ㅈ・ㅊ・ㅍ・ㄲ・ㄳ・ㄵ・ㄾ・ㄿ・ㅄの十一箇を許容せるにあり。 之が許容の可否に就きては, 世上幾多の論あり。 既に大正十年の改正の際に於ても, 委員間に相當の論議ありら所なるが, 今日之を許容することとせしは、 諸文は元來表音文字なりと雖も朝鮮本来の性質上, 全體に互り徹底的に之を發音通る綴る時は如何と思はるもの少からず例へば국난(國難),아홉말(九斗),사람이(人が),먹어라(食への)如きも, 之を궁난,아홈말,사라미,머거라の如く綴る方最も表音的なれど, 従来に於ても국난,아홉말,사람이,먹어라の如く綴りらは, 其の綴字に観念的表現を必要とせしが爲なり, 重終聲中닭・얇等を従来に於ても採用せしが, 此等も赤右の理由によるものなり。 本項に於て更に新らき單終聲及重絡を許容せしも亦右の理由に基き其の使用を擴張せし項第にして, 表音的に考慮する時若干の疑問きに非るも, 軆言と助詞, 用言と活用な部等の關係を明瞭ならしめ, 文法, 語法の整然を期する等其の得る所以からざるものあり。 因つて之を許容することとせしなり。 尚右の外, 單終聲ㅎ, 二重終聲ㄶ・ㅀ・ㅆ・ᄙ等も許容せすとの論者あれど, 此等に就きては尙,發音の如何, 實際使用上の難易等に關し相當研究の餘地あるを認め之を許容せず, 従来の綴字法に從ふこととせり。